資格はツールとして役立てる。エンジニアのキャリアパス考察

エンジニアのキャリアパス実現を考えて取得すべき資格

昨今の日本では、年功序列によって定年まで同じ会社に勤められるものかどうか分からない、という不安から資格が大流行です。資格によっては独立開業が出来るものもありますが、自分の客観的評価という点においても、資格を取得するメリットはあります。

「基本情報技術者」はエンジニアの登竜門

エンジニア向けの資格は多数ありますが、初めて資格を取得しようというのであれば国家試験である「基本情報技術者」に挑戦すると良いでしょう。

ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

公式サイトでも上記のように言われており、「基本情報技術者」はエンジニアにとって登竜門のような資格です。国家試験のため知名度は高く、入社後に社内教育の一環として取得を促す企業もあるため、事前に取得しておいても損はないでしょう。

「アプリケーションエンジニア」で競争力を

基礎資格の上には、高度区分の資格と呼ばれる資格があり、「アプリケーションエンジニア」がその高度区分資格の一つです。入社5年ぐらいで取得したい資格ではありますが、要件定義や外部設計がその出題範囲となっており、論文試験の対策には表現力や読解力を磨き、知識を整理しておかなければなりません。また資格取得ももちろんなのですが、入社10年ぐらいまでは、ひたすら知識とスキルの習得に打ち込むべき大切な時期です。自分の業務範囲や目標に応じて、必要であればベンダー資格も取得すると良いでしょう。

「プロジェクトマネージャ」で経営へシフト

更に現場経験も10年になると、プロジェクトを円滑に進める技量を問われる「プロジェクトマネージャ」という資格取得が視野に入ります。その出題はテクニカルスキルや知識を問う以外に、サービスマネジメントやシステム監査など、マネジメントに関するものも含まれます。そろそろ中堅としてプロジェクトをまとめるリーダー的立場に立っており、目の前の工程作業に専念して期待される結果を出すというだけではなく、もう少し俯瞰的にプロジェクト全体を見渡して、人と物と予算に目を配る管理者としての能力が求められるというのが、だいたい35歳前後でしょう。同じくこの頃までに、専門分野に応じて「テクニカルエンジニア」の資格も取得しておきたいところです。ネットワーク、データベース、情報セキュリティなどに分かれており、それぞれの専門知識を問われるため、難易度は高めです。更にシステムエンジニアとして取得しうる最高峰の資格としては、「システム監査技術者」があります。情報処理試験の中でも最高の位置と評されるもので、経営に関わる資格として有名であり、業務分析なども出題されるのです。

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