転職はエンジニアのキャリアパス実現手段として有効です

エンジニアはキャリアパス形成のための転職を視野に

ITエンジニアとして入社して、何となく考えるIT業界での自分の将来像というのは、かなり漠然としたものでしょう。まずはエンジニアとしての基礎の勉強に明け暮れていて、先のことなどあまり考えられないかもしれません。しかし数年経てば自分の希望が明確になり、その方向性によっては転職も視野に入れることになるでしょう。

プロジェクトマネージャやコンサルタントが人気

さてエンジニアとして基礎を学び、忙しい現場でみっちりと経験を積みながら、そろそろ自分の将来を考えるという場合、ITアーキテクトやITスペシャリストを希望する人も多い一方で、プロジェクトマネージャやコンサルタントの人気も高いのです。エンジニアとしての10年ほどを、ひたすらテクニカルスキルや知識の習得に精を出して過ごしており、その先にはマネジメントなどの経営的視点を加味しようというのです。しかしプロジェクトマネージャやコンサルタントに求められるスキルや知識は、テクニカル面だけではありません。そのため現場でプロジェクトを取り纏めるなどといった経験を、少しずつ積み重ねておく必要があります。またマネジメントにはその業界特有の事情に通じていなければ、中々判断が難しい点もあります。従って将来的な自分の立ち位置を考えながら、現在の業務内容と繋がった先に目指すキャリアがありうるのか、という点をよく考えておかなければなりません。

上流工程を任されるのに必要な下積み

中には若いうちにコンサルタントに就いてしまい、下流工程を知らないで上流工程を任されることに不安を覚える人もいるようです。確かに身をもって体得する経験をすっ飛ばして、いきなり上から指示を出すというのは、ともすれば現場感覚からずれた「絵に描いた餅」になりかねません。しかし現場感覚を知っていても、それを伝える術を知らなければ、やはりそれは「絵に描いた餅」に他ならないのです。マネジメントというのは、人と人を繋ぐことも仕事のうちなのであり、高いコミュニケーション能力が求められます。将来的にマネジメントやコンサルタントを目指すというのであれば、テクニカルスキルだけではない、対人スキルも磨いておかなければなりません。

今のままで希望が叶うのか

さて特に技術革新のスピードの速いIT業界では、他の職種に比べれば人材の流通が活発と言えるのかもしれません。選んだ会社に入社して、何年にも渡ってシステムエンジニアとしての経験を積み重ねながら、徐々に小さなプロジェクトを任されるようにもなり、そのまま希望通りプロジェクトマネージャやコンサルタントに就く場合もあるでしょう。しかし社内では希望通りの職種に付くことが望めないということであれば、転職も選択肢の一つになります。

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